イタリア/エミーリア・バルサミコ酢生産者:サンテ・ベルトーニ輸入元:ラシーヌサンテ・ベルトーニのバルサミコ酢について、 「伝統的バルサーミコ酢は、長年月を費やした綿密な工程に霊感が作用して生まれた、まさしく手仕事の極みであって、人間の演じた奇跡といっても過言ではない」と、バートン・アンダーソン著『イタリア味の原点を求めて 至高の食材12』の"伝統的バルサミコ"のページで紹介されています。根本友子です。 サンテ・ベルトーニのバルサミコ酢について、 「伝統的バルサミコ酢は、長年月を費やした綿密な工程に霊感が作用して生まれた、まさしく手仕事の極みであって、人間の演じた奇跡といっても過言ではない」と、バートン・アンダーソン著『イタリア味の原点を求めて 至高の食材12』の"伝統的バルサミコ"のページで紹介されています。 初参加した品評会で、人もうらやむ高得点をあげ、アッという間にその名が知れ渡ったサンテ・ベルトーニ。あまりにも鮮烈な市場デビューでした。 今まで、サンテ・ベルトーニのバルサミコ・ビアンコは、何度もご紹介してきて、一度使うと手放せない味なのでリピーターのお客様も多い商品になりました。 バルサミコ・ビアンコが入荷した時には、とっても珍しい商品だったので、すぐにテイスティングして販売を決めたのですが、ビアンコでない、黒いバルサミコは、「おいしいんだろうな」とは思いながらも、テイスティング しないまま来てしまいました。 ところが！！！ 自宅で今まで使っていたバルサミコがなくなってしまったので、ベルトーニさんのバルサミコを買って使ってみたところ、美味しくてびっくり！！！ 香りは、もちろんお酢の香りはあるものの、ブドウジャムのような甘い香りで口に入れてみると、ツンとする酸っぱさではなく、まろやかでコクがあって、瓶の中ではお醤油くらいの粘度ですが、口に入れると、結構濃厚です。 酸味よりも、甘味・ブドウの力強い果実味の方が強く、あらためて、 「バルサミコって、ブドウでできてるのよね」 と実感できます。 蜂蜜を入れていないのに、蜂蜜が入っているような甘味と、お塩やお醤油を入れていないのに塩分を感じるようなミネラル分が感じられるので、例えば、焼いたカラーピーマンなどに、このバルサミコだけでも美味しく食べられます。 「初めて体験するバルサミコ酢がベルトーニさんのものだった」という方は、幸か不幸か、この美味しさが当たり前なのかもしれませんが、私は今まで、いろいろなバルサミコ酢を使ってきたので、ベルトーニさんの バルサミコ酢の美味しさには、びっくりさせられました。 ベルトーニさんが、原料のブドウ造りに大変なこだわりを持って取り組んでいるから、なのです。 ベルトーニさんは、2ヘクタールの自家畑を所有し、ここから穫れる無農薬・有機栽培した葡萄100%からバルサミコを作ります。 葡萄は枝の仕立てまでベルトーニさん本人が行い、有機栽培のため天然酵母や好ましい成分をバランス良く保持し、十分な酸と強いアロマを備え、完熟のピークに達したときに収穫されます。 だから、こんなにブドウの力強さが現れているんですね。 よく、あちこちで見かける、バルサミコ酢は、材料に「ブドウ果汁、着色料（カラメル）、酸化防止剤（亜硫酸塩）」なんて書いてありますよね。 もちろん、ベルトーニさんのバルサミコ酢の材料は無農薬・有機栽培の「ブドウ」のみですので、ご安心下さい。 サラダにも、肉・魚料理のソースにも、マリネにも、きっと手放せなくなるバルサミコ酢です。 お酢の500ml、結構長く使えます♪ テキスト：根本友子 （2009.05.13）
評価: 4.8
レビュー
1500円。P10倍。価格・品質共に申し分ないのですが、ベルトーにはオイル含めてキャップのコルクが折れやすい。バルサミコはそんなに減らないので、特に気になります。扱い方の問題かもしれませんが、そこだけ難点ですね。
おいしいバルサミコを探していていろいろ試してます☆
ついつい
「豊かでまろやか...」のメールに惹かれ購入。つんとこないんです。バルサミコは葡萄からできているっ実感しました。瓶もインテリアにしたい洒落たものですね。もっと熟成したのを購入したかったのですが、売り切れていたので、、、鶏肉（ドラムや手羽）をこのバルサミコで煮込むと美味しいです。